チルソクの夏


チルソクの夏、私は初日の5月24日を含めてもう何度も見ましたがほんとうに素晴らしい、爽やかに感動できる映画でした。4人の女の子のキャスティングも素晴らしいのですが、高樹澪さんのラストシーンは秀逸でした。佐々部監督は、水谷さんのことを背筋がぴんとした、凛とした女の子を描いてみたかったと言われていますが、オープニングとエンディングの高樹澪さんの演技もまさしくその言葉がぴったりですね。ラストの高樹澪さんの安君への語りのあたりはエンディングのなごり雪とともにチルソクの夏の素晴らしさを最高に締めくくる役割を果たしていると思いました。母親役に金沢碧さんを配したセンスも素晴らしいですね。もう、私は見るたびに何度も泣きました。涙を拭いているのを見られるのが気恥ずかしくて最後は一番後ろの席で見るようになりましたが。1970年代に青春時代を過ごした世代がみると一番感動できると思いますが、初日に私の斜め前で見ていた4人連れの10代らしい女の子たちが「もう涙で化粧がぐちゃぐちゃになったよ」といっていたのを聞いてとても嬉しくなりました。できることなら全国の中高生を無料ででも招待したい気持ちです。最高の感動をありがとうございました。



駆け足ロケ地巡り  top page

 去る7月27日(日曜日)、チルソクの夏のロケ地巡りを急に思い立ち、一人でデジカメをもって勇躍下関にのりこみました。先ずは長府に行き、長府高校や長府高校の隣のお好み焼き屋さん「栄八」で取材。撮影の様子を聞き、バスケットの部活を終えて居合わせた同校の女子高生二人も写真に収め、チルソクの夏を観たかと我ながら馬鹿な質問をしたりして一緒にチルソクの夏の女の子たちが食べたのと同じお好み焼きを食べた後、同校の運動場や乃木神社、古江小路を訪ねました。ついで佐々部監督に敬意を表して監督の出身校の豊浦高校を訪ねた後は海沿いに走って二人が別れた思い出の地、みもすそ川公園で物想いにふけったあと一路下関市内へ。このあたりではないかなと目星をつけたのがやはりズバリ的中して初めて行ったのに郁子が新聞配達をしていた茶山通りにみごと到着。同地では不審そうによそ者をみているお婆さんを気にしながらも撮影を敢行。ほとんどシャッターを下ろしている寂れた商店街の撮影をひととおり済ませるも、まだお婆さんがひとり私を睨んでいるのでこのまま立ち去るのもどうかと思いお婆さんに撮影のいきさつを説明。お婆さん、案外よい人でそんなら私についてきなさいと私を路地裏に案内。なんと、映画で郁子の家として使われた家まで案内してくれました。一人では絶対にたどり着けないところで小生いたく感激。記念にお婆さんも撮らせてくださいと頼むもそれはあっさり断られ、お婆さん案外恥ずかしがり屋さんのお人好しだったんだなと納得。その後更に、探索を進めてその家のすぐ近くの郁子が新聞配達で駆け上っていた階段も発見し、チルソク病患者らしく自分も階段を上ったり下ったりしてまたまた感激。思いがけぬ収穫に心の中で快哉を叫びながら、下関市陸上競技場へ。天気のよい日曜日でまだまだ明るいのに午後5時をすぎていたからなのか門が閉ざされ中に入れず。こんな立派な競技場を明るいうちから閉鎖するお役所仕事に憤慨しつつ(いえいえこれは冗談、江島市長を始め下関フィルムコミッションの皆様など下関市にはとても感謝しております。)下関大丸へ。大丸の地下で私財を投じてチルソクの夏を支援している巌流焼きの社長に敬意を表して巌流焼きとおそいぞ武蔵の詰め合わせセットを求め、帰りの階段の脇でソフトクリームをみてのどの渇きを思い出しおばさんたちに混じって食べたソフトクリームのおいしかったこと!それにも大いに感激して充実したロケ地巡りの半日が過ぎたのでした。


2003-7-27(日曜)撮影 NIKON COOLPIX 5700
郁子が新聞配達で走っていた茶山通り 長府高校正門。伝統ある女子校だが今年から共学となったとか。
長府高校運動場 長府高校運動場
長府高校運動場。右奥に部室。 長府高校通用門。映画ではこちらから登校していましたね。
4人がお好み焼きを食べていた長府高校前のお好み焼き屋「栄八」 大阪から数年前にやってきたという栄八のご夫婦。ありがとうございました。
栄八で出会ったバスケ部の仲良し。 郁子たちが歩いていた古江小
みもすそ川公園からみた火の山 郁子の家(左側)
郁子の家(右側) 郁子の家の前の路地
郁子が新聞配達で駆け上っていた郁子の家の近くの階段 下関陸上競技場
みもすそ川公園と関門橋 みもすそ川公園
正月に郁子たちが初詣をした乃木神社 同左
下関陸上競技場近くの横断幕 佐々部清監督の母校、豊浦高等学校正門
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