日医標準レセプトソフトは、LinuxというOS(Operating System)で動作するように設計されています。Linuxはヘルシンキ大学の学生であったリーナストーバルス氏がオフコンなどのOSであるUNIXをもとに開発し、そのソースがインターネット上で公開されて世界中の開発者のボランティア参加により完成度の高い基本ソフトとなってサーバーをはじめとする様々な業務に使用されています。現在は、このLinuxが様々に派生して有償の商用パッケージとして販売されているものもありますが、日医標準レセプトはLinuxの中でもDebianというディストリビューションを採用しています。Debianは、Debian Projectというボランティア団体によって世界的な規模で開発が行われており全てのソースが公開され、無償で公開、利用することができます。ORCAの開発当初からWINDOWSやMacOS上で動くシステムにすべきだという意見が多数でましたが、会員に無償で提供すること、OSレベルの制約やメーカーなどの許可を得ることなくなく自由にプログラムを改変できること、OSのバージョンアップなどでシステムの安定運用に支障をきたすことがないこと、商業ベースの支配から脱却できることなど多くの利点があります。Debian自体は一般の医師や医療事務のクラークが扱うことは困難ですが、ORCAは地場のシステムサポート業者のサポートのもとで導入することが前提ですし、ひとたびシステムが安定してしまえば従来のレセコンと同様の操作性で操作できますからOSがなんであろうとそれを意識することなく言わばブラックボックスとして利用すべきと思います。Debianについて更に詳しく知りたい方はDebian入門の定番とも言うべき「改訂版 Debian GNU/Linux 徹底入門−武藤健志 著−」(翔泳社 定価4500円)のご一読をお薦め致します。


最新の日医標準レセプトソフトのパッケージ情報については
日医のORCAのページ(http://www.orca.med.or.jp/)でご確認ください。

下記は2002/4/10のアナウンスの例です。

日医標準レセプトソフト unstable版(0.9.10-1)パッケージのご提供アナウンス
Unstable版orcaパッケージを更新いたしました。 →詳細はこちらから
 
日医標準レセプトソフト・操作マニュアル更新
操作マニュアルのページを更新いたしました。 →詳細はこちらから